35年ぶり二輪教習がんばります!

33年ぶりにリターンライダーになってみたらへっぽこライダーだった(^^ゞ
54歳のおっさんが初心を取り戻すべく大型二輪教習に挑みます。

大型二輪1段階1時間目 思った以上に「できない」!

さて、本日より大型二輪教習の開始です(^o^)


教習所までは信号の多い大通りをバイクで20分ほど、
基本SRで通おうと思っています。
12時10分からの教習なのに10時前に行って、
前2時間分の教習や準備の仕方などを(勝手に)見学しました(^^ゞ


ここの教習所は、プロテクター等を着けたうえで、7分から教官1名指導で準備体操。
教習開始の10分に、いったん待機小屋にて教官(マンツーマン)と教習内容の確認。
その後、実技教習を55分くらいまでやって、残りの5分でその日の評価を聞く。
という流れのようです。


胸と背中用のプロテクターには赤や黄色のステッカーが貼ってあって、
それが教習の段階を表すようです。初回教習は「赤」。
ボクは着て行ったバイクジャケット(のプロテクター)でOKか確認してもらい、
プロテクターではなく赤いゼッケン9を付けました。


この時間の初回教習はボクと、二輪教習なのに半袖で来た若いお兄ちゃん(^^ゞ
どんだけ余裕やねん、ちゃんと乗れたのかなぁ?


さてさて、まずは5分ほど、
教官から大型バイクとはどのような特性を持っていて、
それに乗るためには何を身に付けるべきかの座学。
「力はいらない。バイクはバランスの乗り物。特性を理解しバランスさえ身に付ければ、
250でも750でも1100でも、同じように安全に乗ることが出来るようになる」と。


よく言われることに「大型二輪MTは大きなバイクに乗るための免許ではなく、二輪ならどんなバイクでも上手に安全に乗れる免許」というのがありますが、なるほどなぁ~と思いました。
でもその後、この「バランス」で速攻エライ目にあいましたが(^^ゞ


次はバイクの取り扱い。


引き起こしは、ハンドルを両手で持って起こす方法でヨロヨロですが出来ました(^o^)
センタースタンド立ても、前に「二輪相談会」の時は出来なかったのに、自前のバイク用のシューズとグローブだったからか、あっさりクリア(^o^)
そして苦手なセンタースタンド外し(^^ゞ。一旦後ろに引いて前に出る反動で外すというのですが、NC750は重くて(非力で)後ろに引けない。
SRなら簡単に前が浮くし、シートを押さえるだけでも前が浮くのに(^^ゞ。SRでは跨ったまま降ろすか、左手をハンドル右手はサイドバーをつかんで下に押しそのまま反動だけで降ろしてます。
仕方ないので自分の体だけ後ろに引いて前に出る力で外しました。
これだとそのまま右側にコカしそうで怖いんですよ。
ちょっとおっとっとってなりましたが何とかコカさずできました。


その後、乗車姿勢の確認。思ったより手を突っ張って乗ってるようです(^^ゞ
そしてバイクを周回道路まで押して行きます。
これも不安ではありますがそれほど力を入れることなく出来ました(^o^)。
前回「二輪相談会」の時は、やはりまだ入所してない(お金払ってない)から、コカしたら申し訳ないって思ってたのかな?。自分でも分かるくらいものすごく力が入ってましたが、今日はお金払って来ているからか(笑)「取り回し」は何とか出来た気がします(^o^)


さてさてさてさて、
いよいよ走りますよ~ということで生まれて初めてのナナハン(^o^)
「直線では40キロ出します。ついてきてください」
もちろんクラッチやブレーキ、ギアの説明など無く(ここは大型は普通二輪保持者対象)
発進して直線で3速まで上げて(44キロを確認)、減速して2速にシフトダウン、
外周路の大きなカーブを曲がり直線でまた加速しようとアクセル開いたら、
「うわっ!コワ~ッ!」ものすごく加速してめっちゃコワかったです。
大型はもっとジワって開けるのかな。これが大型の特性のひとつだな。
しばらくカーブのたびに「コワ~ッ!」って言いながら走りました(^^ゞ
実はここまではまだ自分的には余裕があったんですよ(^^ゞ


その後一転、低速走行に。
ここからが本番でしたね(^^ゞ
今日のブログも今までは長い長い「前フリ」と言っていいと思います(^^ゞ


SRでも低速走行が苦手で、低速からブレーキ掛けておっとっとの連発。
それを練習しようと教習所に入ったのでもあります。


まずは教習所のコースを仕切るこんなの↓(幅2m長さ25mくらい)

の周りを「グルグルと低速でインベタ」で回ります。
フラフラとコケそうなりながらどうしても大回りになってしまいます。


次は8の字コース。それも「半周ずつくらい低速で走っては止まる。走っては止まる」。
バランスが取れてないから止まるたびにコケそうになる。
ハンドルにものすごい力を入れて耐える。
なぜ止まる!と思ったけど、上手くできてないから?
上手くできてたら止まらなくていいの?
もっと丁寧に!とか力抜いてって注意された気がしますが、
もうこの辺でよく覚えてない。


次はスラロームの所へ。
ここでも「パイロン1列ずつ回っては止まり、回っては止まる」


1列目2列目とだんだん軌道が膨らんでいき、3列目は到底回れる角度ではないので、
バックして仕切り直しする。
そして何度目かの時、パイロン1列目に入る前に初ゴケ!

右側に倒れたので、ハンドルとサイドバーをつかむ方法で起こし、ついでにエンストした時の再始動の方法(一度キーオフにしてから再スタート)を教えてもらいました。
コケた弾みで股間の子しゅんにい玉(右)がグリッてなってキツカッタデス(^^ゞ


極め付きは4輪コースの4m四方くらいの場所(駐車の練習場?もっと広いかもしれませんが)で、「ハンドルを右にいっぱい切った状態での旋回」いわゆるフルロックターン。
全くできず、何度も回り切れず、教官に後ろに下げてもらう。
ハンドルを右に切った状態もキープできないし、リアブレーキから足外してるし、
前ブレーキ使いっぱなし。


その後、「今日はやりませんが」と教官の後ろに乗せてもらいブレーキ課題(急制動ではなく、決められた距離の中で同じ力3回で止める。グッグッグ~~ではなくグ~ッグ~ッグ~ッ)を見せてもらいました。
やる時間がなかったのね(^^ゞ


というわけで、無事?1時間目が終わりました。
Tシャツにメッシュのジャケットで汗だくになってました(^^ゞ


バランスをもっと練習しましょう。力で押さえつけようとしている。
と言われました。
それと、今日はウインカーを全く出さず走ったし、途中で言われもしなかったのだけど、
本来は1時間目からちゃんと出すそうです(^^ゞ


大型二輪MT 1時間目
項目 1・5・8~10
1:車の取り扱い 安全な運転の前提として、エンジン停止状態における取り扱いが出来る
5:発進及び停止の仕方 正しい操作手順で発進と停止ができ、バランスが崩れた時の対処の仕方を理解する。
8:円滑な発進・加速 周囲の状況に応じた確実・安全な発進及び加速ができる。
9:速度の調整 円滑な加・減速及び意識した速度を保つことができる。
10:ブレーキ操作 前、後輪、エンジンブレーキの特性をつかみ、思いのまま安全かつ円滑で確実な制動ができる。

ええっと、ボクの理解が正しければ、上の1・5・8~10はその時間の課題で、
下の列は申し送り事項、つまり5・8~10は次回もう一度練習。


ハイ、1時間目から補習決定です!!!
思った以上に「できないおっさん」でした。


でも不思議と納得している自分がいて、
そして、教習楽しい、教習うれしいと思っている自分がいます。


あ~「安心パック」付けててよかった~(^^ゞ
次回も赤ゼッケン(初回教習のしるし)を付けてがんばります!


帰りのSR君。

なんと小さく軽く乗りやすいのか。愛おしい気がします(笑)