35年ぶり二輪教習がんばります!

33年ぶりにリターンライダーになってみたらへっぽこライダーだった(^^ゞ
54歳のおっさんが初心を取り戻すべく大型二輪教習に挑みます。

大型二輪1段階3時間目(超過1時間)難しい(^^ゞ

お昼休みを挟んでの、この日2時間目。
雨は相変わらずしっかり降ってます。


自分の今後(教習が終わったとしても)のために、指導されたこと、出来たこと、出来なかったこと、その時自分がどう思ったか、を出来るだけ細かく書いていこうと思います。
ブログとしては長くて面白くないかも、ですが(^^ゞ


初回教習を2時間かけて終え(^^ゞ
1段階の黄色ゼッケンでウォーミングアップ走行に初参加です(^o^)
教官先頭に小型-普通-大型、それぞれ1段階-2段階の順番で最後尾はまた教官です。
おそらく技量が高くなる順番と思われますが、この時間の大型教習はボクだけ。
5-6名くらいの教習生の皆さんと一緒に走ったのですが、初回教習を終えたばかりで、
たぶん一番へたくそなのに一番後ろで申し訳ない(^^ゞ


バイクも基本はキープレフト。
教習所には「なるほどね」と妙に納得させられることがあって、
コースの左端に大きな水たまりがあったとしてもキープレフト優先です。
(水ハネが気になるならスピードを落とせということでしょうか。)
キープレフトで停止時に左足を着く場所に水たまりがあっても気にしてはイケマセン。
(そういう装備(レインウェア、ブーツなど)でちゃんと運転しなさいということ。)


さてこの時間は、
いよいよ二輪教習の華ともいうべき、一本橋・クランク・S字・スラロームです。


と、その前練習として、
最初は両側にポールが並んでいる狭い通路(幅90cmくらい長さ2mくらい?)を止まりそうな極低速で通過します。やっぱり苦手でした。4回くらいやってポールをなぎ倒したのは1回だけですが、どうしてもフラフラしてしまいます。
ただこの場所は教習所の端っこにあって、練習するためには狭いところでクルッとUターンする必要があるのですが、そのUターンは不安なくできてうれしかった。(←それは課題ではない)


次は8の字を2速でリアブレーキでスピード調整しながら回ってみる。
同じ8の字で、1速の半クラ極低速はあんなに苦労したのに、ある程度スピードが出ているこういうのは全く不安なくできました。


そして来ました「一本橋」!
幅30㎝長さ15mの平均台を大型は10秒以上で通過します。もちろん落ちればアウト。
実は35年前に中型を取った時には教習中から卒検まで1度も落ちたことがない(ような気がする)。でもリターンしてからの自分の実力や、低速バランスの苦手意識を考えると…まったくもって自信がない(^^ゞ


センタースタンドをたて乗車姿勢から教わります。
頭を動かさず、一本橋と頭や体をまっすぐに保つこと、半クラとリアブレーキ、ハンドルを小刻みに左右に振る事などの指導がありました。
「教習では13秒くらいを目指しましょう」と言われ、
とりあえず1本目は「やっぱり」半分くらいで落ちました。
2本目は「あ、ちょっと速すぎた」と思いながら渡り切ると10秒だったらしい。
低速を意識し過ぎですかね?


最近の教習所は秒数が表示されるそうですが、ここは教官がストップウォッチで計って教えてくれます。そういえば、「はとぽっぽ」歌ってないなと思いました。
一本橋と言えば35年前も「はとぽっぽ」です。
「はとぽっぽ」を普通に歌いきると約10秒ということらしいですね。


で、3本目。一本橋に乗った時点で「あ、やばい」と思って「はとぽっぽ」歌う前に
(3mくらいで)落ちました。
頭が動く、ニーグリップが甘いと注意されました。
バランスが崩れたときに対処しやすいように、ハンドルを左右に振るらしいのですが、
とてもそんなことは出来ず、体中を使って無駄な抵抗をしている。
バイクの基本ができてない。
基本が出来て、あとは秒数だけという人が「はとぽっぽ」歌うんですね。


言い訳(というか注意するべきこと)は、この教習所は左折してすぐに停止線。
一本橋に一直線にまっすぐ止めるのがまず難しい。
そして停止線から一本橋に乗るまでの助走距離(調整距離)も約2mくらい。
最初に「あれ?こんなに短かったか?」と思ってしまい、まっすぐ橋に乗れない。


結局5回やって渡りきれたのは2回だけ。
その2回もとりあえず落ちなかったというような出来でした。
でも2本とも秒数は約10秒。全然納得できないまま「一本橋」は終了しました。


次は「クランク」。
今ブログを書いている時点で、2速と指導されたか1速だったか思い出せない(^^ゞ。
次確認しようとおもいます。
クランクは雨で角ごとに水たまりが出来ていて、コケたら大変だと思いましたが、
特にパイロンに当たるわけでもなく、少しふらつきましたが、
クランク自体は特に苦手意識はもちませんでした。
ただ自分自身で気づいたのは、なぜか右折の時だけ勝手にアクセルふかしてしまう事。
グリップの握り方がヘンなのでしょうか?


「S字」は2速でクラッチ使わない。とくに問題ないと思います。


いよいよ「スラローム」
大型は7秒以内、普通は8秒以内らしいのですが、
実は35年前の中型教習の時に「やった記憶がない!」(^^ゞ。
最近できた課題なのかな?
というわけで、生まれて初めてのスラローム教習です(たぶん)。
2速でクラッチは使わないこと、スピード調整はリアブレーキを使うこと。
倒して回る練習ではなくアクセルワークの練習であること。
ライン取り、バイクを倒すタイミング、アクセルを入れるポイント等の説明を受けます。
ちなみにこの時間は女性教官でした。女性教官は言葉がハッキリ聞き取れるし事前に事細かに説明してくれていいですね。


1本目はゆっくりライン取りの練習。
さて、やってみましょうという2本目。
1列目のパイロンを回ったところでアクセル入れるタイミングと加減を間違えたのか、
2列目のパイロンに向かって一直線に猛ダッシュ!。怖っ!。
思いっきりフロントブレーキ掛けて止まりました。
「パイロンは柔らかいから轢いても大丈夫。危ないから無理に止まらなくていい」と。


気を取り直して3本目。
なんか怖くてアクセル入れないまま体重移動だけでクリア。8.7秒。
4本目。やっぱりアクセル入れられなくて8秒。
特にラインを意識することも無く、もちろんパイロンに当たることも無く…。
せっかく練習に来てるのに、何やってんのって感じです。


これまでの3時間の教習で、ボクの実力っていうのがよくわかりました。
先週、1速半クラの極低速でこのおなじスラロームを1列ずつ走った時は、
とてもこんな狭い所は回れないと思い、実際回り切れなかった。
今回は課題のアクセルワークは出来ないのに、
パイロンに当たることも無くコースはクリアできる(秒数足りないけど)。
8の字しかり、狭い通路しかり、一本橋しかり。S字、クランクもそう。


リターンライダーになって、何となくコケもせず乗ってるけど、
実は基本とかを全く忘れているし出来ていない。
忘れてるし出来てないのに何となく乗れている。
だからちょっと技量を要求される場面では全然うまく乗れない。


あぁ、教習に来てよかったなぁ~。


ここでこの日は終了です。思わず「えっ、もう終わり?」で聞いてしまいました(^^ゞ
大型二輪MT 2コマ目
項目 11、12
11:バランスのとり方(直線) 直線路を安全にバランスをとり走行できる。
12:バランスのとり方(曲線) 曲線路を安全にバランスをとり走行できる

項目11-12はもともと2時間かけて習得すべき課題なので、
とりあえずこの時間はハンコもらえました。
大型二輪教習は12時間しかありません。
教習楽しいし、いっぱい練習させてほしいな。
ぜ~んぶ2倍の時間ずつ教習してくれないかな?(^^ゞ


あ、それとこの日着たレインウェア。値段だけで選んだのですが、
2時間の教習くらいでは十分な性能を発揮してくれましたよ。